ウォーターフォール開発
プロジェクトによって呼び方はまちまちですが、ウォーターフォール開発では設計書の作成が基本設計と詳細設計に分かれています。基本設計はユーザに提供する機能や操作を定義し、詳細設計は実装に必要な内部的な仕様を定義します。 ウォータフォール開発の定…
基本設計ではアプリケーションの設計にかかわる設計書以外にユースケースシナリオやユーザフローのようなユーザがどのようにアプリケーションを使用するのかという事も設計書に明記しておく必要があります。 なぜなら、ウォータフォール開発では基本設計が終…
結局皆さんテスト密度等の実際の数字が気になるところですよね。今まで出てきた数字をまとめてみます。指標の数字は実施している手順やテストケースの書き方等に大きく影響されるので一概にこれが正しいという数字はありません。しかしなにも手がかりや実績…
工数見積りに銀の弾はないと書きましたが、実は比較的容易に下手するとだれにでも工数見積が行える方法があります。それは基本設計に実際かかった工数を元にその後にかかる実装やテストの見積りを行う方法です。基本設計が終了していれば明確に仕様が決まっ…
ウォーターフォル開発の見積り手法については昔から議論されてきました、COCOMOのようなステップ数による見積りから始まり、外部入出力から見積りを行うファンクションポイント法(FP法)、ユースケース図から見積りを行うユースケースポイント法等さまざまな…
理想の開発期間を求める方法はわかりましたが、プロジェクトによってはその開発期間のとおりに期限を設定できない場合もあります。しかし、開発期間をむやみに短くしてしまうとプロジェクトが破綻する可能性が急激に高くなってしまうので十分な注意が必要で…
ウォターフォール開発には工数に見合った適切な開発期間というものがあります。100人月の作業が100人いたら1ヶ月で終わるかといったらそんなことはありません。100人月かかる作業にはそれに合わせた開発期間が必要です。ではどうやって開発期間を求めれば良…
さんざんウォータフォール開発とステップ数について記載してきましたが、実はステップ数による評価はアジャイル開発でも同様に利用する事が出来ます。しかしアジャイル開発でステップ数による評価を行うようなことはほとんどありません。それはいったい何故…
ステップ数の話をすると、プログラムでは1行に複数の処理が記載できるので同一の1行としてカウントしてしまうのは問題ではないのかという意見や、上級者と初級者では同じ処理のプログラムでもステップ数は大きく変わってきてしまうので意味が無いのではな…
ソースコードやテストケースのレビュー指摘件数とステップ数の関係を見てみましょう。 20件/KLOC で1000ステップ数につき20カ所修正するべき部分がレビューで見つかったという事になります。 レビューの指摘件数と開発したアプリケーションの品質にはあまり…
指標に使うステップ数はどのようにカウントすれば良いでしょうか。 ステップ数をカウントするツールはいっぱいありますが、どのツールでも大抵全ステップ数以外に実行ステップ数、コメント行、空白行を分けてカウントしてくれると思います。この中で基本的に…
障害数の評価はどうやって行えば良いでしょうか。 障害密度の指標は一般的に気持ち高めに設定されていると思います。基本的に障害指標を超えてしまうと問題になるわけで平均値を指標にしてしまうと半分は問題のあるモジュールになってしまうからです。 障害…
障害数もテストケース数と同様にステップ数との関連があります。障害密度です。 障害密度も同様にキロステップ当たりの数字で表します。 6障害/KLOC で1000行のソースコードを書くと6つの障害が発生しますよという意味になります。 ここで急に実践的な話にな…
ウォーターフォール開発ではステップ数が決定すると、どのくらいテストケースを消化しなければいけないかが決まります。テストケース数の指標があるからです。 150ケース/KLOC などと記載されるものです。これはテスト密度といいます。KLOCはキロステップ当…
えっステップ数カウントしますよね。しませんか? ウォーターフォール開発ではアプリケーションのステップ数をカウントしたりすることがありますがいったい何故でしょう。アプリケーションのステップ数はそのアプリケーションを把握する上で無くてなならない…
先月Developers Summit2012に参加したのですが、 セミナー内の「利用している開発手法はなんですか」というアンケートで アジャイル:3 ウォーターフォール:7 くらいの割合だったので 実はウォーターフォールの話にニーズがあるんじゃないかという仮定の…