BootstrapやjQueryをWebJarsで簡単管理
BootstrapやjQuery等のクライアントサイドライブラリを管理するのって意外とめんどくさいですよね。WebJarsはよく使用されるクライアントサイドライブラリをJarに固めてJVMベースのWebアプリケーションで簡単に扱えるようにしようというプロジェクトです。
WebJars
http://www.webjars.org/
クライアントサイドライブラリをJarにすることでMaven等のライブラリ管理ツールでインストールや依存関係を管理する事が出来るようになります。
利用方法は非常に簡単。Mavenの場合、まずWebJarsの必要なライブラリをpom.xmlに記載します。例えばBootstrapを使用したい場合は以下のような感じ。
<dependencies> <dependency> <groupId>org.webjars</groupId> <artifactId>bootstrap</artifactId> <version>2.3.1</version> </dependency> </dependencies>
JSF2ではlibに配置されたjar内のMETA-INF/resources内のファイルに静的にアクセス可能なのであとはHTMLで参照すればOKです。たとえばJSFであればこんな感じで使用できます。
<h:outputStylesheet name="webjars/bootstrap/2.3.1/css/bootstrap.min.css" /> <h:outputScript name="webjars/bootstrap/2.3.1/js/bootstrap.min.js" /> <h:outputScript library="webjars/jquery/1.9.0" name="jquery.min.js" />
ここで試してみると気づくと思いますが、特に定義していなくてもbootstrapが依存しているjqueryのライブラリもちゃんと一緒にlibに配置されて使用可能になっています。
ドキュメントを見ると、Play 2やServlet3、Grails、Spring MVC等でも利用可能なようなので大抵のJVMベースのWebアプリケーションでは使用できるのではないでしょうか。
やや最新のライブラリの配置が遅かったりするようですが、わざわざ各サイトにいってjsファイル等をダウンロードしてくるよりはとても簡単にライブラリ管理が出来るようになります。