人力検索を使ってみた

いまさらではありますが、人力検索を使ってみたくなり
プログラム系の何件かの質問に対して回答してみました。


以下、使ってみた感想まとめ。

メリット・デメリット

  • 回答者へのメリット
    • ポイントがもらえる
      回答することで質問者からポイントがもらえます。かなり直接的なメリット。
    • 満足感が得られる
      人助けをしたという満足感が得られます。
    • 人に教えることで勉強になる
      人に教える際はあいまいな部分をできるだけ排除し形式化しなければならないので自分の勉強にもなります。
  • 回答者のデメリット
    • 回答時間分のコストがかかる
      良い回答をしようとするとそれなりに検討することがありますし、事前の検証や確認作業を行う必要があるため時間がかかります。
    • プレッシャーがかかる
      良回答しなければというプレッシャーが結構あります。
  • 質問者メリット
    • 時間が削減できる
      調査に必要な時間的コストが削減できます。
    • 迅速に解決できる(場合がある)
      有識者がいると時間のかかっていた問題も一瞬で解決する場合があります。
  • 質問者デメリット
    • ポイントが必要
      質問料としておよそ50ポイントから200ポイント程度のはてなポイントを払う必要があります。

しくみについて

  • 良いところ
    • ポイント&いるかで回答するモチベーションが2重にアップ
      ポイントがあることが回答する初動の引き金になりやすいと感じますが、良回答時にもらえるいるか賞がさらにモチベーション向上に貢献しています。ポイントといるかの関係が良く出来ていると感じました。
    • 変更できないプレッシャーが逆に良質の回答を書こうとする動作につながる
      回答後に回答を修正したかったり削除したかったりすることがありますがそれは出来ません。しかし、修正できないことで逆に回答するさいに入念に検討する必要が出てきます。回答は基本5件までのものが多いので、1つの回答の品質をあげるためのバランスがうまく出来ていると感じました。
  • 悪いところ
    • 質問者の書き方によっては推論が多くなる。
      質問者の書き方によっては誤解を招いたりすることが結構ありました。コメントで質問したかったりするのですが、コメントが使えないこともあります。逆に相手の心を読み取る力はつきそうでした。
    • 見当違いの回答が返ってくる。
      このへん私は回答しかしていないのでよくわかりませんが、見ているだけでも質問を取り違っていたり、そもそも関係ないものであったり、する回答がたまにみられました。


今回使ってみてわかりましたが人力検索内で質問者と回答者の
生態系がうまく成り立っているような感じがしました。


あと、言語関係の質問はJavaScriptが多いですね。
他はまばらな感じ。


今回質問はしていませんが(ポイントがなかったので...)
機会があれば今度質問もしてみたいと思います。